東野圭吾の探偵ガリレオシリーズは、2007年にフジテレビでテレビドラマ化され、大ヒットとなりました。平均視聴率は20%を超え、その後スペシャルドラマも放送されました。さらに、2008年には続編となる映画も公開されました。
このガリレオシリーズは、様々な作品が映画化・テレビドラマ化されている彼の作品の中で待望されたミステリーで、推理小説では科学技術を使ったトリックは使用しないという基本を破ったことでも話題になりました。
「すべての事柄は物理学で解明できる」という物理学科助教授、湯川学が、超常現象のような不可解な事件を科学によって解明していくというストーリーです。この湯川学は、俳優、佐野史郎をモデルにして書かれたそうです。
原作では、湯川は草薙刑事と組んで事件を解決していきますが、ドラマでは華を持たせるため、相方を女性の内海刑事に変更されました。また、ドラマの理工学部の学生や刑事などは存在せず、原作でのレギュラーキャストとして毎回と登場するのは湯川と草薙刑事のみです。
しかし、登場人物の設定は大きく違うものの、発生する事件や現象、仕掛け、解明方法などは原作と同じです。ドラマでの湯川学は、超人気俳優、福山雅治が演じています。彼の独特なしゃべり方はドラマの人気理由の一つで、湯川の口癖「実におもしろい」は、多くのタレントなどに真似されています。
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